人工乾燥(乾燥処理)とは乾燥機を使用し、短期間で木材を乾燥させる方法です。
一般的に木材の乾燥は大きく分けると天然乾燥と人工乾燥があります。
木材は水分を大量に含む材料のため、自然に放っておいてもゆるやかに水分が蒸発し、乾燥していきますが、その過程で木材の収縮や寸法の狂い、反り・ワレ・ヒビ等が発生します。こういった事象を防ぐためには、適正な方法(スケジュール)により人工乾燥することが大変有効です。木材は乾燥することにより、未乾燥材に比べ強度性能も上がり、寸法の狂いの無い、安定した製品となります。
年間65m万m3になろうとする愛媛県産原木の供給量に合わせた乾燥能力の拡大が求められています。